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6軒の歯科医院を経て辿り着けた納得の噛み合わせ治療

噛み合わせ治療の患者様の体験談Vol.26

噛み合わせ治療の患者様の治療体験談Vol.26

      
  • 男性
  • 匿名希望
  • 2017年 2月

あ、なんか日常生活を送るのも支障があるなと思い始めたのが、いまから5年前ぐらいでした。症状としては寝ている間に過度に噛みしめるのか、日によっては口を開け、普通に話すことにも困難でした。それでも症状が軽く感じられる日は良いのですが、悪い期間が長くなると、慢性的に噛み合わせが気になりだし、顎もつらく、倦怠感に包まれるようでした。もうちょっと無理だなと覚悟して、歯科専門の某大学病院に行って診察をしてもらいました。

パテーションで簡単に仕切られた大部屋で三つのテーブルに各々先生が座して診察し、思いのほか多くの老若男女の患者が外の廊下のベンチにいたのを憶えています。

しばらく経ち、わたしの名が呼ばれ女医はわたしのレントゲン写真を見ながらおっしゃったのは結論から言いますと、気のせい……ということでした。わたしもややこしくお金が掛かる治療は面倒だなと内心思っていましたので、調子が悪いときには顎を少し開け、力を抜いてくださいと女医に教わり、それで症状が良くなるのならば儲けものだと家への帰り道は少し心が軽くなったような気がしました。が、心の奥底では、根本的に直さないと不味いのではないかなと真逆の思いもありました。隣の患者が全く同じストレッチ方法が図解されたA4のラミネートを見せられ、その横の先生の机でも同じ光景が広がり、個々の症状で診察をされているのではなく、まるで流れ作業で決まった説明を受けに来ているかのようでした。

重大な顎の関節の症状ではなく、単に噛み合わせが悪いのだと理解しましたので、今度は街の歯医者に行きました。型を取り入念に年配医師が噛み合わせを確認しての一言は……やはり何でもない。ということでした。なんだ、単に気にし過ぎだったんだと、良かった。良かった。これで一件落着だと思いました。


わたしには身近に歯の専門的な相談ができる友人や知人はなく、情報も過多に詰め込み過ぎてもいけないと思っていましたので、あまり調べずに大学や歯医者に行きました。ですから噛み合わせにも専門医がいて、顎関節症で悩んで大変な生活をしている人が多数いることの意識はまだこの頃は希薄だったと思います。


2年後状況がさらに悪化していきました。良い時期が極端に減り、悪い時期が徐々に長くなりだし、酷い時には毎秒毎秒噛み合わせが気になりだし、顎やその周りの筋肉は硬くなり、そうなるともう何も考えられずに寝るしかできません。少し良い時期だなと思っても、すぐに悪い時期に変わり、良い時期が極端に短くなり、負のスパイラルに巻き込まれるような生活になっていきました。酷い有様でしたが、東京中のコンビニよりも多いとされる数多ある歯医者の中から自分の足で良いと思う歯医者を探し当てなければなりません。この頃ぐらいから保険料での範囲の診察はもとより、高額な自由診療を扱う専門的な歯医者で診てもらわないと駄目だと腹をくくり直しました。

二年前に大学病院はすでに行っていましたので今回は候補からは外し、色々調べましたがよくわからなかったので、まずは最初に伺いましたのは一般的な歯医者でした。先生の対応は親切で、こちらが現在の状況を主観的に説明すると、事細かに客観的に説明してくださいました。そして診察結果は……奥の方の歯は全て被せ物にして、できれば前の方も上下被せ物にしたいということでした。神経も全部抜きますと言われました。たった2年程前は何ともないと言われていたわけですから、わたしは内心そんなに酷くなっているのかと暗澹たる気持ちになりました。ほとんど全ての歯を被せ物にしないといけないのかと(とはいっても前歯及び奥の方の歯はすでに被せ物が多いのですが)、その上、安くしましたので支払いは全額前金ということでした……。


並行して先生から聞いた治療方針や歯の知識を手掛かりにいろいろと調べるようになりました。この頃になってようやく歯根治療だったり、治療中にラバーを使うとか、歯医者には各々専門家がいて分担して治療を行うことを知りました。


やはり治療前に全額支払うというのは納得ができないのと健康な歯まで全てマイクロスコープを使わずに神経を取るという治療方針に疑問を持ちましたので、別の歯医者に伺いました。そちらでは入れ歯を装着する際に施す特殊加工を奥歯全てにすると言われました。参考例として見せられた写真では奥歯は申し訳程度まで細く削り取られ傘のない白い茸のようでした。その上から被せ物を装着すると言っていました。これにより下顎のずれを直し、時間は掛からずに早く治せるということでした。治療が良ければ時間はどれだけ掛かってもいいのと写真が怖かったのと疑問点がいくつかあったので、また別の歯医者を探し伺いました。第一回目の診察でわたしは台の上で横になって、先生から別の患者の治療中の「口腔内噛み合わせ」ビデオを見せられ、あなたは歯列矯正を行い、良い位置にずらしてから被せ物にします。この患者はもう一年以上通っていますと言われました。クチャクチャ噛み続けているビデオが怖かったのと歯列矯正やいくつかの疑問点がありましたので別の歯医者に伺いました。この先生は一本の奥歯だけ矯正を行い、義歯も必要な箇所だけ行い、要望があれば神経を抜くのは専門医を紹介しますと言われました。この治療方針はわたしの希望に沿うものであり、金額も他と比較し高額ですがしょうがないと納得できるものでした。ですが噛み合わせに関しての説明がいま一歩欠けているような気がしました。また別の歯医者を探し……。


この頃には同じような悩みを抱える多くの患者の体験記を読むようになっていました。例えば、新しく入れた被せ物に不具合を感じ、再診療したら別の歯を削られ、また別を削られた話や、一つ二つと歯医者を渡り歩き噛み合わせが悪化した話です。


結局は半年間、歯医者探しをしていました。そのあいだ一ミリも歯は削らずに予約・診察の繰り返しでした。いま思えばそれがわたしにとっては良かったのだと思っています。どこかで妥協して一度でも治療が始まってしまえば途中で止めることはできず、上手く事が運べば良いのでしょうが、良くない結果が出れば再診療であり、それだけまた高額な診療費用に加え、削られた歯は戻ってこないのですから。

実際二度ほど、あまりに噛み合わせがつらくて、その当時の先生方に電話口で「治療をお願いします」と頼んだこともありました。(失礼な話ですが、結局はすぐに思い直し取り消させて頂きましたが……)それ以外でも一人で何の知識もなく歯医者を探していると、もういいんじゃないかなと妥協の気持ちは常にわたしのそばにあったと思います。

そのようにして、オーク歯科クリニック難波先生を訪ねたのは七つ目の歯医者でした。

診察台で横になり難波先生に診て頂き言われたのは「あなたはイージーです」という一言でした。「わたしのところに来る患者さんの多くは他の歯医者さんで治療して基準がなくなってから来る方が多いですから」「基準ですか?」「天然の歯は神様が作ってくれたものです。どんな補綴専門医でもかないません。その噛み合わせの基準となる天然の歯があなたの場合残っているから、わたしの患者の中では簡単な部類です」「先生で七つ目の歯医者さんです。毎日つらいのですが、どうなんでしょうか?」「そもそも肉食動物と草食動物の噛み方が違うように西洋人の噛み方と東洋人の噛み方は違います。日本人は米や胡麻を磨り潰すように食べます。そこに西洋的な思想の肉を食べる縦の噛み方を導入すると無理があるのです。わたしの場合は患者さんに合った噛み合わせ位置を探し当て、その東洋的な噛み方を考慮し、治療します」

次回の診察で治療費用や方針が出ると言われましたが、初回の上記のような他愛のないやり取りで難波先生の専門的な知識の深さを感じました。

2回目の診察ではこのようなこともありました。「100%治ると思わないでください」「え?」「100%は神様が作ってくれた天然の歯です。いまがこの辺です」難波先生は手の平をグッと下方に降ろしました。「それを治療し60%以上にもっていくと考えてください」ゆっくりと手の平を上昇させ途中で止めました。「先生それは困ります。治療する前からそんなでは、せめて80%とか言ってくれないと困ります」「完璧に直すのではなく、60%以上と考えてください」ぴしゃりと難波先生から言われました。

現在、わたしは通院して二年経ちました。途中、難波先生より紹介して頂いた石井歯科医院の田中先生の歯根治療や鈴木歯科医院の鈴木院長の歯茎増大手術、インプラント手術をして頂いた先生、インプラントスクリュー・被せ物を探して頂いたメーカーの方、オーク歯科クリニックでいつも口腔内を清潔に保って頂いている福田衛生士、歯科技工士の方、トリガーポイントの先生、各医院のスタッフの皆様方のご尽力もあり、本被せ物を固定する直前までに無事に辿り着くことができました。難波先生に治療して頂いた歯を使用している側から申しますと、ここ最近あれほど気になった噛み合わせは毎日ほとんど考えずに済み、日々頬から顎にかけての筋肉が緩んできている気がします。正直2年前にもう戻ることはないと思っていました噛み合わせは、すでに80%に達していると思われます。

誰か噛み合わせでお困りになり、治療が合わず、一つ二つと歯医者を行き直すリスクを抑えたい方がいらっしゃれば、治療を受けた患者としてわたしは難波先生をお勧めしたいと思います。

◆追記◆
本当は削ると戻ることのない歯の高額治療の場合、本被せ物を装着後何年間か経過してから初めて良かったのかどうかを他者に感想を述べることができるのだと個人的には思っていましたが、難波先生からお聞きした使用している被せ物の素材、治療後の定期的な衛生士による口腔内ケア、難波先生が信頼されている歯科技工士の技術、難波先生の確かな治療を考えますと、きっと他の医院へ行っていた場合よりも難波先生の治療の方が早く悪化することは考えにくいと思いましたので、現在本被せ物仮装着時点ですが、少し早い治療回想録として記述させて頂きました。

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