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お口と全身の関係コラム

足指と噛み合わせと全身の健康

  • 噛み合わせ

足指の状態は全身の健康に影響を及ぼします。
足は人間にとって全身の健康を支える土台です。
その足の指に何かしらの異常があれば、それは全身の健康に影響を及ぼすことがあります。

 

1.足は人体の土台

 

足指の重要性を説明するには、人体を家に例えてみればわかりやすいかもしれません。
人体が家だった場合、足はその家が立つ土台だと考えられます。
その家の基礎となる土台=足の指が曲がっていたり、閉じていたりするということは、家の土台が歪んでいたり、小さな土台の上に大きな家が乗っかっているというアンバランスな状態を意味します。
土台がしっかりしていない家は当然倒壊しやすくなります。

 

人体の場合、土台=足が歪んでいたとしても、身体はなんとかバランスをとって立とうとします。
そうして無理やり立とうとすると、骨盤の歪みや両肩の高さ、歯の噛み合わせ、足の長さの違いを生み、その状態が続くと骨が歪み、筋肉が披露してきてしまいます。
それが肩こり・腰痛・膝痛・顎関節症などに繋がってしまうことがあります。
足指の重要性を説明するには、人体を家に例えてみればわかりやすいかもしれません。
人体が家だった場合、足はその家が立つ土台だと考えられます。
その家の基礎となる土台=足の指が曲がっていたり、閉じていたりするということは、家の土台が歪んでいたり、小さな土台の上に大きな家が乗っかっているというアンバランスな状態を意味します。
土台がしっかりしていない家は当然倒壊しやすくなります。
人体の場合、土台=足が歪んでいたとしても、身体はなんとかバランスをとって立とうとします。
そうして無理やり立とうとすると、骨盤の歪みや両肩の高さ、歯の噛み合わせ、足の長さの違いを生み、その状態が続くと骨が歪み、筋肉が披露してきてしまいます。
それが肩こり・腰痛・膝痛・顎関節症などに繋がってしまうことがあります。

 

では足指がどのような状態になっていれば健康を取り戻すことが出来るのか。

それは足の指を伸ばして開くことです。
なぜ足の指を伸ばして開くことが健康に繋がるのか。
それは逆立ちをしている状態について考えると答えが見えてきます。
逆立ちをしている人の手の状態をよく観てみると手の指をしっかりと開いて伸ばしていることがほとんどです。
足に比べて筋力が弱い腕で全身を支えるためには、地面との接地点である手の指がしっかりと開いて伸びている必要があるのです。
これは足の指でも同じことが言えます。
足の場合は土台がしっかりしていなくても、なんとか無理に立ててしまうために気付きづらいですが、足の指をしっかり伸ばし開いて立つことが出来れば、全身の土台としてしっかりと機能し、不安定な土台に無理に立つことによって出てしまっていた悪影響が解消されます。
家の土台とも言うべき足を正常な状態に戻し、全身の健康を取り戻しましょう!!

 

2.置性系メカニズム=身体を支える土台となるシステム

 

人間が身体のバランスを保つために機能しているシステムの1つに「置性系メカニズム」というものがあります。
このメカニズムを知れば、足指の異常が全身に影響をあたえるということがより理解しやすくなると思います。この章では、その「置性系メカニズム」についてご説明したいと思います。

 

①頭骨
人体の最上部に位置するものは頭蓋です。

 

②脊柱
そして頭蓋は脊柱の上に乗っています。

 

③骨盤
そしてその脊柱は骨盤の上に乗っています。

 

④大腿骨→脛骨
大腿骨と脛骨の関係
そして骨盤は大腿骨の上に乗っかっていて、大腿骨は脛骨の上に乗っています。

 

⑤距骨→踵骨
距骨と踵骨の関係
距骨は踵骨に上に乗っています。

 

このように人体は頭蓋から踵骨まで、骨の上に骨が縦方向に積み重なるように配置され、そのことでバランスをとっています。この仕組みのことを置性系メカニズムといいます。
こうして積み重なっているわけですから、当然、どこか一部に異常があれば、それは連鎖するように別の部位へ悪影響を及ぼしていってしまいます。

 

3.足指の変形による姿勢の変化

 

足指が全身と繋がっていることはご理解頂けたかと思いますので、ここでは、足指の異常が具体的にどのような姿勢の変化を起こしてしまうか見ていきましょう。
まず足趾(足の指)変形が起きます。そのことにより、左右の足の長さに違いが生じてしまいます。片方の足の長さが変わってしまうことによって次は骨盤が歪んでしまいます。
骨盤の歪みは背骨の歪みを引き起こします。そして背骨が歪むことによって頭が傾くようになってしまうのです。

 

4.足指の異常が引き起こす姿勢変化が噛み合わせに影響を与える例「左足にO脚がある場合

 

左側O脚=左片噛み

 

足指の変化により左足がO脚になってしまうと姿勢反射が起き、左側の骨盤が下がり、左の方が上がってしまいます。
そうすると頭が左側に傾いて行くため、結果として左で噛みがちな状態になってしまいます。
これは逆の場合(右側がO脚)でも同じことが起こります。

 

5.気をつけるべき足指の変形

 

外反母趾:親指が小指側に曲がった状態
浮き指:指が浮いていて地面についていない状態
寝指:指が横を向いていて寝たような状態
かがみ指:指が曲がってかがんだ状態
内反小趾:小指が親指側に曲がった状態

 

健康な足の指のかたちとは?
健康な足の指は、足指がまっすぐ綺麗に伸びて開き全ての指が地面についています。
ご自身の足の指をご覧になってください。
上記に挙げたような変形はありませんか?
これらの変形が起きている場合、身体の他の部位に悪影響を及ぼす可能性があります。
普段はあまり足の指を注意して見ることはないと思いますが、是非これを機会にご自身の健康を取り戻すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

 

6.当クリニックの「足育」指導について

 

当クリニックでは、足育アドバーザー資格を有する李先生が担当させて頂き、足と姿勢と噛み合わせの改善指導を行っております。
指導料金:60分8,640円(税込)

『足育指導』を受けてみたいという患者様はぜひお問い合わせください。

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