⭐日本人型咬合の話⭐②
- 噛み合わせ
ブログから読む方へ
こちら内容は以下のブログから読み進めて頂けると理解が深まります。
分かりやすく比較しますと、(欧米人)は狩猟民族でライオンやワニのように縦方向に顎を動かし肉をかみ切り、
奥歯(大臼歯部)をあまり使用しないで咀嚼している顎の動きをしているのです。
それに比べて(日本人)は農耕民族で牛や馬のように縦方向だけでなく横方向に顎を
動かしお米が甘いねとか胡麻の香りを楽しむと言った咀嚼をしているのです。
欧米型咬合理論の全てが悪いと言っている訳ではなく、日本人には日本人型咬合理論を適応しないと
顎の機能障害や咀嚼障害が起きる患者さんがいる点を理解して頂ければ幸いです。
画像にあるようにまな板の上で包丁でトントン叩いても
ゴマの香りを楽しむことはできないんですね。
奥歯の機能としては、すりこぎとすり鉢の関係性を作る
補綴物が非常に大切だと考えています。