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補綴指導医として噛み合わせ探求の世界も着地点に辿り着け、現在は、西洋医学と東洋医学の融合への探求に向かっています。伝統医学の中医学の世界観ですが、中医学の治療の法則としての治則ですが、『本治』と『標治』という考えがあります。『本』は病気の本質で『標』は病気の表面的なこと中医学では問題点を体の中に持っていると考えています。根本的な原因は体内の陰陽、気血の失調だと・・・。私も強く共感できると思って...
顎関節症の真相探求9回目の投稿になりますが、そもそも顎関節症と言われている痛みの真相が筋・筋膜性疼痛が新しい時代の原因論だと思っています。9回目は、筋膜性疼痛がどう放散されているのか?後背部から観察しながら頭痛の原因論の可能性の探求をしたいと思います。背中から肩~首にかけて存在している僧帽筋僧帽筋のトリガーポイントは、首の後ろに痛みの物質を放散していることが左画像より観察できます。そして痛みが放...
肩こりも筋膜痛と言う概念が米国では当たり前に雑誌に掲載されている世界観なんです。では、本日は顎関節症(真相は筋・筋膜性疼痛だと思っています)で悩まれている方の多くは首こり・肩こりも症状としてお持ちです。では、複雑な肩頸腕部の筋肉を観察してみましょう。ブルーの筋肉の周囲には複雑に配置されている筋肉群が存在しています。代表的なコートハンガーと呼ばれる僧帽筋ですが、左下図にあるように僧帽筋のトリガー...
昨日の話の続きですが、何故?上顎(上の顎)が歪むのか?そして下顎(下の顎)がズレてしまい顎関節症になってしまう可能性につながるのか?運動連鎖が関係しているんですね。口腔内の治療等により噛み合わせのバランスが崩れてしまうと顎関節がズレて首・肩→背中・腰→骨盤・股関節→足関節につながる可能性が高まります。逆もしかりで足関節がズレると逆の運動連鎖で上顎が歪み、下顎がズレてしまいます。身体...
そもそも論として、顎だけ診ていても顎関節症の本当の意味でも快癒しないって思っています。ましてや、マウスピース(プレート)療法で治す世界観に疑問を抱き続けています。(マウスピース(プレート)療法で快癒しない患者様を抱えている歯科医の参考意見)顎の関節は、実は上部ブランコの観察から理解できるように頭蓋骨(上顎)が歪むから下顎の顎が歪んでしまうと思っています。難問ですよね?頭蓋骨(上顎)の歪みを治さ...
