顎関節症・噛み合わせ治療情報 >> 歯ぎしり、食いしばり対策の決定版!SLP(サブリンガルプレート)について

歯ぎしり、食いしばり対策の決定版!SLP(サブリンガルプレート)について

歯ぎしり・食いしばりにお悩みの全ての方へ SLP(サブリンガルプレート)は、歯ぎしり・食いしばり・睡眠時無呼吸症候群などを効果的にコントロールできる装置です。

歯ぎしり・食いしばりにお悩みの全ての方へ

1.SLP(サブリンガルプレート)とは

 
  

SLP(サブリンガルプレート)

 

SLP(サブリンガルプレート)とは、日本歯科大学顎関節症診療センター初代センター長ならびに日本歯科大学名誉教授:丸茂義二先生考案の歯ぎしり ・食いしばり・睡眠時無呼吸症候群などを効果的にコントロールできる装置です。

当クリニックでは、2015年4月より丸茂先生のご指導のもと臨床応用を開始しました。

この装置の最大の特徴は、装着するだけで下顎の位置が改善され、様々な良い効果をもたらしてくれるということです。これはSLP装置が、舌(ベロ)の位置が悪いときに修正する作用をもっているためです。下顎の位置は舌の位置や働きによって大きな影響を受けますので、噛み合わせを変えても下顎の位置が改善しない人は舌の位置を改善しなくては成功しないのです。従来のスプリントのように噛み合わせの位置や高さを変えなくても良いのです。

噛み合わせの位置や高さを変えるハードプレートのスプリント療法やマウスピース療法を続けることで、顎位のズレが起きやすくなる場合があります。

そこで当院では噛み合わせの位置や高さを変えずに歯ぎしり・食いしばりをコントロールし、更には舌位、顎位、頭位、重心位の安定につながる装置として、SLPを提供できればと考えております。

では、舌の位置が前方や上方に持ち上がることにより、どのようなメカニズムで、どのような効果が出るかを次の項で見ていきましょう。

2.SLP(サブリンガルプレート)に期待される効果

  
  

通常時とSLP装着時の舌の位置と首の傾斜の違い

 
 

人間は寝ていると顎や舌( )が後退し、奥歯が接触しやすくなります。また、気道(咽頭腔)が狭くなり呼吸が困難になります。結果として睡眠が浅くなったり、食いしばりが起きやすくなってしまいます。

 

また顎が後ろに行くことにより、「起床時顎周辺がだるい」、「口が開きにくくなる」といった症状が現れることがあります(※通常時の図)。

SLP(サブリンガルプレート)が装着されると舌や顎が前方へ自然に移動します。結果として睡眠時や日中に下記のような効果が期待されます。

  • 食いしばりや歯ぎしりを減弱できる効果
  • 舌の位置が改善することにより咽頭腔が広がり呼吸が楽になり、睡眠の質が向上する効果
  • 唾液の分泌を促進することにより虫歯リスクの軽減、ドライマウス防止に繋がる効果
  • 舌が本来の位置に接触することで、自然と鼻呼吸になりやすく免疫力が増す効果
  • 舌位が変わり足指に力が入ることで、体の重心バランスが前方に変わり、体幹、姿勢改善に繋がる効果
  • 咀嚼回数が増えることにより満腹中枢を刺激し、過食を減らす効果(過食が減ることによるダイエット効果等)

SLP(サブリンガルプレート)製作者からのメッセージ

歯科技工士 大内浩司

歯科技工士 大内浩司

SLPを製作させていただいている歯科技工士の大内です。

当院では2015年に丸茂先生ご指導のもと、SLPをスタートさせ、現在では24時間装着可能な装置として、たいへん多くの患者さんにその効果を感じてもらい喜んで頂いております。

わたしが初めてSLPを装着した際、舌が前方にきたことでの体幹の変化、それに加え唾液がどんどん出てくることに感動したのを今でも覚えています。

しかし、始めたばかりの時は材料の問題や装着時の嚥下障害・発音障害といった課題点もいくつかあり、実際に患者さんへの導入がはじまってからも一人一人違う舌の形や効果の違いに悩んだこともありました。

そういった課題に丸茂先生、難波先生にアドバイスを頂きながら、私自身日々使用していくことでの変化や臨床での効果を感じたことをきっかけに、SLPへの思いがどんどん強まっていきました。

噛み合わせや咀嚼運動を阻害することなく、24時間装着を可能にしたことで、日常の歯ぎしり・食いしばりをコントロールし、私たちの生活の中で欠かすことのできない食事、睡眠、運動そのすべてのパフォーマンスを向上させることがSLPの強みとなります。

日々変化する私たちの体、そして咬合への取り組みとして、当院では様々な取り組みを行っておりますが、普段、ご自身の歯を見ることはあっても舌を意識して見ることはなかなかないかと思います。この機会に舌位からの予防をしり、是非体感して頂けたら幸いです。

SLPを製作・提供できることに深く感謝していると共に一人でも多くの方の健康を歯科技工士の立場からサポートしていけたらなと思います。

医院情報

アクセスマップ

オーク銀座歯科クリニック顎関節症&噛み合わせ治療情報

院長 難波 郁雄
TEL:03-3535-8883

〒104-0061
東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座3F

診療時間  ※完全予約制
10:00~13:00 / 14:00~18:30 ※受付は18:00まで

診療日案内

  • オーク銀座クリニック オフィシャルサイト
  • オーク銀座クリニック ドクターズコラム